エレクトリックなハワイアン

ボクはバスに乗っていたんだ。夕闇に広がる広大な大地。ここはどこだ?新宿ですか?いいえ、ここはマンハッタンです。でも、マンハッタンらしさがないじゃないですか!そういうと彼は小さい声でつぶやいた「ボケじゃん、それボケじゃん。そこでツッコミじゃん」iPodはそんなささやきをキレイに跳ね返した。ジャッキーチェンは今日も壁を使った三角飛びで大怪我をしている。もうやめればいいのに。
ボクは一番後ろの座席に座ったんだ。社会っていう荒波に負けるな!そう誰かが言ったのかもしれない。でもオレは違うと思う。この大海原に誓おう!俺は新しい土地にプレステ2を持っていかない!フロイトは言ったんだよ、これは夢じゃないって。でもフロイトはいつも夢の中にいた。他人の夢に入り込んできて彼は言うんだ「これは夢じゃないんだよ」って。今日、ボクはスキー場に行った夢を見た。そう、それが心にあいた風穴だった。スキーをしているボクだが、スキー場は雪不足で所々で土が見えていた。ボクは何度も転んだ。フロイトは言うんだ「これは夢じゃないって」どう考えても夢なんだけど、朝起きたら右足首が足をくじいたときのように痛かった。夢じゃなかった。
ボクの前には一人の若い女性が座ったんだ。夏川師匠が年齢詐称を告白した。5歳じゃなく3歳のサバ読み。三井師匠の記録を越えれなかったのが残念でなりません。芸能界的にはイエローカードなんだろうか?よくわからないけど、三井師匠はこれで仕事が激減したっていう過去を忘れちゃいけないと思う。年齢詐称して得するのって、実際に結婚目指して恋愛する人だけだよね。
その女性がおもむろにケータイを取り出したんだ。んでね、そのケータイの画面が窓ガラスに映し出されてボクに丸見えなの!そりゃ文字とかは見えないけど。ものスゴイ勢いでメールする女性。しかも何通も違う人に、定型文を作ってハートマーク付けて送りまくり。あぁ、これがキャバ嬢の仕事なんだって思った。