キツネ目の男

ボクは目が悪い。それゆえに、やや遠くの人の顔を見るときにどうしても凝視してしまい、相手からはにらんでいるように見えてしまうらしい。かといって、常時メガネだと暑苦しい感じがするし、まず目が疲れちゃうし。んで、このにらみ症候群の発病が学校内だけじゃなく、自転車に乗ってるときも発病してしまうのが難点なのだ。
自転車に乗ってるときは、物理的にメガネをかけれない。それはボクがMDを聞くために、耳掛け式のイヤホンをつけているからだ。とか書いてますが、自転車に乗ってるときにいつにらむ?ってお思いの方も多いでしょう。それは、対向車(この場合は自転車と歩行者)とすれ違うとき。だって、知ってる人だったら挨拶しなきゃないじゃん。顔を上げてるのに無視したら友達減っちゃうじゃん。いくら目が悪いからって、それを知らない友達も多いし。なので、すれ違うときは、まるで野球選手ばりにボールこと対向車を目一杯引き付けて引き付けるのです。すると、ボクとしては相手確認だけど、相手としたらタダのにらみになっちゃうわけです。
んで、今日の帰り。いつものように対向車をバシバシにらんでいると、前方から2人の女子高生が来た。ボク自信も無意識なんだか、なんかわかんないけど凝視。そしたら、すれ違った後に「あの人、○○のこと見てたよ。もしかし……」とフェードアウト気味に言われた。あっ、いまさら言うけど大丈夫だから。むしろこっちからゴメンだ!お前の頭に、ラフレシアみたいなのくっついてんぞ。
っていうか、その後ボクに対する罵詈雑言的なことが交わされたのでは?という恐怖は一方的な罵詈雑言でスルーしろ!!