海外を実感する

朝は時差にも負けず早めに起床。やっぱり寝ていたルームメイトを揺り起こしてバイキングへ。そしたら、また座席の関係で女子と相席に。その女子がバイキングの味に合わなかったのか「塩ないのかなぁ?」と言ったのを耳にしたので「塩ならこっちにありますよ」とアドバイス。だからどうということもないですけどね。海外に行っても女性と話すだけで日記の話題になる凄さを示したかっただけです。ちなみに、ボクはバイキングおいしいと思いました。チーズとハムばっかりだったけど、日本の朝のバイキングからご飯がないだけって感じですね。
朝食後は、ヨーロッパはチップ社会ということで小さな売店でお金を細かく崩す計画を立てる。が、ボクが5ユーロ札で1ユーロの絵葉書を買おうとすると店員のおばちゃんが「ノー」と。どうやら、みんなも同じ考えのようでもう「小銭がないよジャポネーゼ」と。繋ぎ合わせの英語と身体の動きでいろいろやりとりした挙句、店員のおばちゃんを同じホテル内のレストランに走らすことに。しかし、そのレストランでは両替できないと失意でおばちゃん帰宅。日本文化のとりあえず謝っとくでおばちゃんの機嫌を伺いつつ、商品を返却し部屋に帰還。これが生の英語とのファーストコンタクトだったわけだけど、ぜんぜん中学レベルの英語でいけるね。みなさんも聞き取ることはできるけどしゃべれない!っていうタイプの人が多いと思うんですけど、単語と身体の動きでどうにかなりますよ。これマジで。
アムステルダムの初日の観光は国立博物館などを見て回りました。博物館ではレンブラントの絵を見ました。じっくりと見てたら、死ぬほど怖い警備の兄ちゃんが近寄ってきて「ノーカメラ」と言われました。ぜんぜんカメラ持ってなかったのに。
ゴッホ美術館に行きました。絵とかはよくわかんないのでお客さんばっかり見てたら、めちゃくちゃ美人なオランダ少女(筆者と同い年くらい)がベンチでモデルっぽい格好で休んでいたのが印象的でした。ひまわりなんかよりそっち見ちゃいましたもの。
昼食は普通のレストランでしました。さすがのスローフードだな!と思うくらいにゆっくりと運ばれてくる料理。さらに、ヨーロッパでは水が出ないので飲み物は買うスタンスなのです。ですが、その飲み物ってのが高い!とにかく高い!だから、この日は水分を我慢したんだね。そしたらジャポネーゼに対するイヤミなのかなんだかしらないけど、出てくる料理全部が濃い!そして水分を奪う!味の濃いコロッケに、ソースが尋常じゃないくらいに濃いムニエル。トドメにパサパサのアップルパイときたもんだ。最後には根負けしてアップルジュースを注文しました。3ユーロ(400円くらい)。しかし、ここにもトラップが!アップルが濃い!カキ氷のシロップかと思うくらいに濃い!それに、レストランが傾いてるし!だってソースが手前に溜まってくるんだもの。ズタボロのアムスでのファースト食事でした。
午後はダイヤモンドの研磨工場を見学。のはずが、日本人社員さんにより即売会にいつのまにか摩り替わっているドッキリ。宝石とか興味のないボクにはサッパリ。あんな小さな石ころが10万円越えるなんておかしいぜ!しかし、このダイヤモンド工場は実に素晴らしかった。ベタ褒めしたいくらい。なんと、見学者全員にジュース飲み放題の特権が!昼食でズタボロだったので飲みまくる。普通にファンタとかあっておいしくいただきました。でも、ただの炭酸水はいただけないね。
ラスト見学はチーズと木靴を作っている農家みたいなところ。木靴を作るオランダ人が「ウィンウィン」と言うのを通訳のおばちゃんが「木に穴を開けて」と訳したり「トゥルルルー」を「木を削ります」とか訳すのにプロっぽさを感じた。ってか、そこの部分だけで考えると通訳いなくても擬音だけでぜんぜんいけるんじゃねぇ?チーズの説明は現地のオランダ少女がやってくれました。かわいかったです。その後は、さっきの木靴のお兄ちゃんにチーズを死ぬほど試食させられてゲンナリからしチーズがくそマズイ!
そして、今日の画像は風車です。実はこの風車は普通に人が住んでおりまして、あんまり写真とか撮っちゃいけないんだって。でもドサクサで撮ってきました。みなさんもオランダに行くときは、風車には人が住んでいるということを考慮して観光しましょう!