しんぐるまざー

クリスマスっていうか、連休とかって一人で過ごしたくなるよね!ウイイレしたくなるよね!なんていうかもう、一人暮らしを満喫したいよね!同棲とかし始めたら、自分が自分でなくなっちゃう可能性が増大するよね!だからもう、すすきのの街を一人で歩く俺の横をラブラブカップルが通り過ぎる光景が世界にとって普通であり、それが成り立った正規の公式なんだろうと思う。


そんないつもどおりの日記は去年までの話!今年はボクも彼女っていう、大魔王みたいなもんがいるわけで。あれだね、一人のクリスマスってある意味気楽。っていうか気楽。昨日までは彼女が家にずっといたので、なかなか行動に移せなかったクリスマスプレゼントを購入しに行く!予定でしたが、彼女が今日の昼になって「友達と夕方に会う約束したから、それまでいてあげるよ!」と。「いてあげる」じゃねぇ!と、今は空気読んでいなくていいんだよ!と。

そんなわけで家を出たのがナンダカンダで6時。もう店じまいもはじまってる現実ですよ。すすきのに行けば「お兄さん、クリスマス満喫しな〜い??」とか声をかけてくる、推定40歳のオバサンタサンがいますけど。本当にカップルだらけで憂鬱になるよね!路チューの嵐ですよ。もうね、そんなにコナンくんの映画に影響されて口移しで酸素送りあってるのか!とみんなにツッコミを入れたところで、彼氏の方からボコボコにされるのは目に見えている事実。そんな中でも、めげずにボクは丸井や大丸や東急などの百貨店だかデパートだかを物色しプレゼントを探す。が、アクセサリーが20万とか!!もうダメだよ。死んじゃいたいよ。給料1ヶ月分は、今のボクにはキツすぎるんですよ!


とかウダウダやってて実質、ほとんどしっかりとしたクリスマスプレゼントは買えず。明日の仕事帰りに買うことに決定して、申し訳程度に音の出るクリスマスカードとか買ったんだよね。ボタンを押すと「ジングルベール♪ジングルベール♪」って歌うヤツ。それ買うことにしてレジに持ってったら「音がちゃんと鳴るかチェックいたします」とおっしゃいまして、ボタンをポチっと店員さんが押すんだよね。大きな音で鳴り響くジングルベール。しかも鳴り止まないんだよね!絶対にジングルベルの3番までコイツ歌ってるよ!もうね、のど自慢なら早々にベルを鳴らして終わらせてやりたいよ!そう、ジングルベルだけにシングルベルをね!(鐘一つだけ鳴らすって意味)


音が鳴ったまま梱包されるクリスマスカード。「どうぞ」と、音が鳴るレジ袋を渡されるボク。これって笑い袋を越える、歌うレジ袋ですよ。恐怖のレジ袋。もう恥ずかしい。こんな恥ずかしい思いしたの久しぶり!ってくらいに恥ずかしい。だって周りは「ダーリンにはこのカードかってあげる〜」とかやってるカップルだらけですよ。そんな中、童貞フェイスの俺がジングルベルやってんですよ。負け組みと勝ち組の差が歴然とでてるよね。フェアなジャッジをしたら、ボクもヤツらと同じラインにたってるはずなのに、今は完全にアウェイなのですよ。

ナンダカンダでエレベーターを降りているときに鳴り止んだジングルベル。もう、ジングルベルは聞きたくない。