はい、盛岡帰ってきまして。正直、札幌と温度差あんまりないですね。札幌って意外と温暖な気候ですなぁ。と思っております。


電車の中で面白いことはとくになく。青森駅で進行方向が変わるので座席をクルっと回転させるときに……まぁ、普通だわな。おもしろいことまったくないなぁ。青函トンネルもただのトンネルだしね!そんなこんなで7時間強に渡る移動は終わりました。帰りもたぶん電車です。ふと思い出すのは、好きなあの子もこの方法で札幌に行ったんだなぁ、ってことくらい。




あなたは5分間だけ全知全能の神になることができます。
「なんですか急に?」
あなたにチャンスを与えにきたんですよ。
「話しとしては最高なことだけど、いきなり言われても」
そういってあなたはチャンスを逃してきたじゃないですか。
「私の何を知っているというのですか?」
あなたが高校生だった三年前。救えた命がありますよね。


「おい!誰か救急車呼んでくれ!」
一人の女性が倒れていたのは夏の日の夜。
私が塾から帰るときだった。
「ぼっ、ぼくが呼びます!」


事件の目撃者として振舞ったあなた。
しかし実際は目撃者なんかじゃない。
事件の当事者。加害者があなただった。


なんていうか、肩のコリが驚異的です。
電車移動でココまでやられるか!ってくらいのコリ。
アマゾンに生息する、人間の皮膚と肉の間に卵を産み付けて孵化させる虫がいます。
そいつが産みつけた卵が肩で孵化して成虫になっている重みって感じがします。
コリっていうか痛いもん。
「もうこんなにコリコリしちゃってぇ」
とか熟女に言われた日には死んでもいいけど。


自転車で学校から帰る彼女を待ち伏せしていたあなたの心の中は殺意しかなかった。それは誰にも制御できない、もちろん自分でも抑えきれない感情だったんでしょう。制御できなくなったあなたは、もう一人の自分をこの世に生み出した。それがガルシウスという存在。今、世界を恐怖に陥れている組織のボスよ。
肉体を持たないガルシウスは不死身の悪の塊なの。だから誰にもガルシウスの世界を制御できない。もうこの世界はガルシウスの世界になっているのよ。


盛岡駅の裏側にラウンド1ができていました。さすが盛岡!あんまり集客力がないということで、やっぱり盛岡が好きです。あと、盛岡駅に到着した瞬間に「これからホテルにでも連れ込みたいけど、まだ付き合って間もないし……」みたいな初々しいカップルがいたんだけど、あのあとの二人がどうなったのか気になります。知っている人がいたら教えてください。
ボクはその後、地下道のとこで歌っている人をジレっと眺めていました。札幌の街ではよく見かける光景も、盛岡で見るとこんなに新鮮なのかと思います。存在する常識も、存在する場所が違えばそれは常識じゃなくなるってことです。ある種の集団意識ってやつかなぁ。