立ち読み

平積みにされている本を一心不乱にギューギュー上から押す少年を見た。彼のチカラが一定のラインを超えた瞬間に、あの平積みの本がずぶずぶ沈んでポセイドンが復活するんだと思う。そんな一生懸命ガンバってる少年の横で、ボクはバク天の本を読んでかみ殺すように笑っていました。大人力だかっていう本も読んだけど、そっちはイマイチ。質問に対する三択が極端すぎ。「その本、ボクはいいとは思いませんよ」なんて見ず知らずの人に急に言えるかよっ!
んで、その帰り道にボクの尿管結石を「カゼだね」と誤診をした病院に女子高生が入っていきそうなのを見たときは「その病院、ボクはいいとは思いませんよ」って言いたくなりましたね。大人力。