藤井くんが出てたので見た

英語でしゃべらナイトを見た。この番組ってただ英語の文法とかだけじゃなく、全て日本語オンリーの番組としてでも成り立つからスゴイですよね。ハリウッドスターにインタビューしたりするのとかを代表としてね。今日はパックン司会で日本に住んでる各国の報道記者と日本の文化について議論していた。まぁ、いろいろ話していたんですけど「どうして日本のアニメやマンガは世界で受けるのか?」の議論は興味深かった。
いろいろ話してると「日本人はファンタジーが好きだ」ということに。確かにマンガという妄想の世界を現実に持ってくるという、ファンタジー精神は世界でも群を抜いてるよね。そのときに一人の外国人が「日本人は働き者だから日常からの逸脱を目的として、現実逃避の一種でファンタジーに走るのだ」と言っていた。付け加えて「であるから、日常から逃避しようと思えば思うほどファンタジーに対する欲求は高まる」と言っていた。要するに日本人は日常に苦しんでいるということ。
ボクはここに注目する。「逃避しようと思えば思うほどファンタジーの世界に行きたくなる」ということ。こうやって趣味の一つでネタという文章のファンタジーを考えているボクにも当てはまるのでは?そうか!日常に苦しめば苦しむほど現実からの逸脱も目指してファンタジーの世界が増幅するのか!よし、いいネタを書くためには自分を苦しめればいいんだ!
というわけで、明日からセンター試験まで自分を苦しめ続けて素晴らしいファンタジーの世界を作り上げよう!いいネタを書けるようにしよう!だから睡眠時間を削って雪中行軍で肉体を虐め、食欲の少しと性欲を完璧にシャットアウトして精神的にも虐めていこう!そしてボクは死という形で本当のファンタジーの世界へ行きます。それじゃあ、練炭と七輪を……でお馴染みの自殺はファンタジーとは完璧に逆ベクトルの位置を目指す行為ですよ。やめましょう。
そういえば岩手県は全国3位で自殺する人が多いらしいですね。その理由の1位は「病苦」で2位が「経済的なもの」だそうで、安楽死って法律的にどうだか忘れましたが自分もそこまでになったら安楽死を選びたいね。2位はお金持ちの人たちが全国で集まればどうにかなるんじゃないですか?
命といえば動物ね。うちのペットの犬もそろそろ年齢的にヤバくなってくるんでねぇ。やっぱり死んだら泣いちゃうのかなぁ?物心ついたときからいる犬なので泣くだろうな。と思っていたら、隣の家のワンワン吠えまくる犬が最近いないことに気づいた。どうしたのだろうか?母に尋ねてみると「なんか保健所に持ってったらしい(=殺された)」とのこと。あまりの吠えっぷりに飼い主が困り果てての結果らしい。人間だと暴走族だの、会話中に空気を読めない発言をするヤツらは殺されないのにねぇ。犬も動物、人間も動物。ただ支配者が人間であるだけなんだから。
そんな動物を唯一助けてくれるのが動物病院ですよね。しかし近所の動物病院は病気が重いだけで「どうします。不自由な生活をワンちゃんに送らせるか、安楽死させるか」と聞いてくるらしい。まったくひどい話ですよね。我が子が植物人間だからと言って「はいはい」と殺せるものか。でも、安楽死を選んじゃう飼い主さんもいるんだってね。病院側が安楽死という選択肢を出す時点でどうかとは思いますね。逃げ道与えちゃってるんだもん。そりゃ現実逃避癖のある日本人ですから逃げちゃうって!
日本人は逃げる方向さえ間違わなければ素晴らしい民族なんだと思う。