学校とボク

学校は嫌いじゃない、むしろ好きです。そりゃ、席替えして一番前の席になって「キミ、あからさまに暗くなったよね」とか友達の7割に言われたりしても良いんだ。女子高生の生足を拝見しつつ、チラ見して見えたクラスの女子のテストの点数にどっぴきしてみたりしてもいいんだ。正規の黒板じゃなく、後ろの黒板にピグモンをボブ先生ばりに落書いたら、次の日にボクなりのピグモンの横にガチャピンを書かれたりね。ムックじゃねぇ、ピグモンだよ!でもいいんだ。楽しいから。
そんな楽しい学校にね、課外授業終わりに調子に乗って居座ってたのよ。あぁー、明日のリーディングの予習やらなきゃ!ってね。んで、リーディングの予習が終わってね、数学の予習もやらなきゃ!って思ってね、数学の予習もしてたのよ。そしたら、数学の先生がフラリと登場。他に勉強してた女子とかに教えてた。
ちょうどそのとき、ボクも数学の問題でわからないところがあったので先生を呼んだのよ。西の方角に向かってとにかく土下座して注意を引き、スクっと立ち上がって南を向いて「アバンギャルドにしか出来ない仕事のインポータント!」と言ってぶっ倒れてね。
んで質問したのはいいんだよ。先生が乗っちゃってねぇー、ボクが帰ろうとしたら、なんか先生腕まくりしてね「んでな、ここのsinαがな」とか言い始めちゃって、完璧に数学劣等性をマンマーク
というわけで、帰宅が9時近く。せっかく、伊東家でのあややが見たかったのに!こういう瞬間に一気に学校を嫌いになりますね。