ルールを守ろう。

今日のクラスマッチのバスケの試合で事件は起こった。ルール上、1年以内に同じ競技を退部したものは出場できない(バスケ部を1年以内に退部したなら、バスケ競技に出れない)というものがあるのに、数ヶ月前にバスケ部を辞めた人を出場させたクラスがあった。もちろん、試合途中に指摘されたのだが、生徒会の処置は「即刻退場」だけで終わった。たぶん、ここまで勝ち進んでてクラスごと失格にさせるのはかわいそうと判断したのであろう。しかし、現場で審判をしていたバスケ部の人は「失格だ」と言っていた。事前に配られたプリントにはちゃんと「失格」と書いてあるのに。まぁ、ここで弱体化した元バスケ部チームが負けて終わればいいのだが、事件は最後にもう一度起きた。
なんと、残り1秒で2点差で負けていた元バスケ部がいた方のチームがスリーポイントの逆転ブザービーターを決めてしまったのだ。しかし、それはブザーが鳴る前にはシュートは放たれておらずノーカウントだった。すると、一瞬だけ狂喜乱舞したチームが激怒「ブザービーター成立だ!」とか「勝たせたくないのか(さっきの失格?事件もあり)」の罵声が審判に向けられた。確かに微妙ではあった。でも、ボクもブザービーターは成立してはいないと思った。それから20分くらい競技を中断しての抗議。結局はブザービーターは成立しなかったものの、あと味の悪い試合になった。
ボクは、野球で10vs0で負けていても微妙なアウトをセーフにするようなことはしてはいけないと思う。いくら大差で負けていてかわいそうだとはいえルールはルール。私情で変わってしまうほどルールというものはもろくないと思う。生徒会は散々「ルールを守って」とか言ってて、この始末。事前のルール通り失格にしていれば何も起きなかった事件。そして本題がブザービーターに摩り替えられ罵声を浴びせられる現場の審判。生徒会は遠くで違うお仕事。おかしいと思う。
まぁ、というのもね。その事件の前の試合で、うちのクラスがその元バスケ部1人のために負けたから、クラスごと失格にしてくれないと「初戦負け」で悔しいからっていうね。まぁ、ホントにルールを守らないとつまらなくなるって思ったね。