湿気

教室にある湿度計が75パーセントを指していたよ。缶ジュースに水滴の時期。
そんな今日は内科検診を行った。会場である保健室に入ると暑い。いくら一瞬上半身が裸になるからって、ストーブ設置は絶対におかしい。こちとら、通常でも汗がじんわりなのによぉ。家なき子での、ボクがもっとも酷いと思ったイジメじゃん!(サウナに閉じ込められて温度がドンドン上昇)
そういえば家なき子って見れなかったなぁ。ボクのピュアなハートが見るのを拒絶したんだよ。もう「同情するなら金をくれ!」とか逆に腹が立った。あれでイジメが減ったのかなぁ?誰かが救われたのかなぁ?感動したのかなぁ?名作って、どうも下に見てるようなものばっかりのような気がしてならない。
そんなボクのドラマ恐怖論はさておき、そんなサウナ状態の保健室。ついにボク番。担当の先生は、痴女の”ち”の字もない男の先生。正直がっかりでした。もう入った瞬間にね「こりゃ、痴の部類だな」ってわかる女の先生が座っててね、最初は普通に接するんだけど「う〜ん、ちょっとこれは調べないとなぁ」と言われ放課後に、もう一度保健室へ呼び出されてギンギンになる予定だったのに男。聴診器を胸に当てるときに、小指がビーチクに!なんてされても興奮しない男。それも、ちょっとカッコイイときた。
で、その男の先生が「ん?ん?ん!?」と聴診器を当てられながらブツブツ言うのよ。そして「ちょっと脈を計らせてください」と。やっべー、ボクが時計仕掛けのサイボーグだってことがバレたぁぁぁ!!ボクは小学校2年生のときに家出をして、とある電車に乗ったのです。その電車が宙を飛んでイスカンダルに飛んで……。
「キミ、鼓動が早いんだよねぇ。まぁ、大丈夫かな」って、絶対に暑さで出た汗を抑えようとして無駄に緊張したせいです!!そうに決まってます!いやだよぉー、病気だったらいやだよぉー。
まぁ、そんなことはないか……。と内科オチで。